ウォーキング・デッド Wiki
Advertisement
Atlanta skyline

アトランタはジョージア州の州都であり、感染拡大前は都市圏の人口が500万人を超える大都市であった。 テレビシリーズではシーズン1での主な舞台であり、シーズン2では登場が減ったものの、シーズン5で再度主な舞台に返り咲いた。


テレビシリーズ[]

感染拡大前[]

アトランタはジョージア州の州都であり、ジョージア州内で最も人口の多い都市であった。 アトランタ都市圏においては文化的にも経済的にも中心地であり、535万9205人という合衆国内でも9位の人口を抱えていた。 ハイウェイ・鉄道・航空において合衆国南東部の交通網の最重要中枢でもあり、特に空港は「世界一忙しい空港」と呼ばれていた。

シーズン 1[]

感染の拡大により死人がゾンビのように蘇り始めた頃、政府と軍は住民にさらに大きな都市へ移り保護を受けるよう通達したが、しかしすでに差し迫った危機的状況を制御することはできていなかった。 軍は感染者を制止することができず、住民のほとんどがウォーカーとして蘇る結果となってしまった。 軍の検問所は突破され、車両は炎上し放棄された。 人々はアトランタ市内から車で脱出しようとしたが、一般道もハイウェイも全域の大渋滞により機能が麻痺してしまい、車で脱出した人々はウォーカーに狙われやすい状況になってしまった。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の施設もアトランタ市内にあり、この感染の拡大に対し治療法を発見しようとしていた。

市内がウォーカーで溢れ返り軍人までもが感染するに至って、空爆が決定され市内の道路にナパームが投下された。 しかしそれでもウォーカーを一掃することはできず、ウォーカーのいる通りだけを狙った攻撃だったため、ほとんどの区域には効果がなかった。 市内が完全にウォーカーに蹂躙された際、アトランタ周辺区域はまだ比較的安全な状態に留まっていたものの、ウォーカーは獲物を求めてゆっくりと郊外の田園地帯へ移動していった。

シーズン 5[]

アトランタは「朽ち果てた街で」で再度舞台となり、シーズン4で攫われたベスグレイディ記念病院に連れて行かれたことが明らかになる。 アトランタ警察がいまだ機能していることも判明するが、極限まで限られた権限と統制力しか持たず、グレイディ記念病院の組織化に置かれ、救出した生存者に労働を強制するという点でのみその独裁的地位をかろうじて維持していた。 「ふたり」ではキャロルダリルがベスの捜索でグレイディ記念病院に向かい、アトランタを再度訪れる。 また、ノアはアトランタから脱出しようとした際、ダリルとキャロルに出会っている。


場所・施設等[]

ハイウェイ[]

アトランタに通じる主要なハイウェイの一つが州間高速道路85号線である。 市内から脱出しようと市外行きの車線を利用する人々の車でハイウェイは渋滞し、通行が不能になると人々は更に感染しやすい状況になってしまった。 リックはこのハイウェイの市内行きの車線をで移動し、アトランタ市内へ入った。 その他の生存者達もこのハイウェイを頻繁に利用しており、グレンはデパートで動けなくなっている仲間を助けようとするリックをサポートする為に盗んだ車でこのハイウェイを疾走し、ウォーカーを引きつける役目を果たした。 85号線はシーズン2「長い旅路の始まり」でも登場し、アトランタを離れたリック達がこのハイウェイを走行している。 シーズン5「ふたり」でも、ダリルとキャロルがベスを攫った一味を追跡する際このハイウェイを通った。

メインストリート[]

人の消えた道路を通り抜けたリックはゾンビの大群に出くわし、脱出せざるを得なくなる。 残念ながら彼は馬から振り落とされ、馬がゾンビの集団に貪り食われてしまい、戦車の中に避難する。(悪魔の幕開け) ウォーカーから逃れる間にリックは銃の入ったバッグを落としてしまい、後にグレンがこのバッグとリックの帽子を取り戻す為、この通りにこっそりと立ち入っている。

デパート[]

生き残るための方法[]

リックはグレンからの無線を受け、戦車の中から脱出する方法を教えられる。 リックはグレンの言われた場所まで脱出し、合流した2人はウォーカーを振り切り梯子を登って建物の屋上へ到着した。 屋上から移動し、他の生存者たちが潜んでいるデパートの中へ入ろうとした時、T-ドッグモラレスが現れ、リックとグレンが建物内に入れるよう近くのウォーカーを倒した。 デパートの中にはジャッキーアンドレアがおり、屋上ではメルルが見張りに立っていた。 リックがデパートに来るまでに発砲したことに加え、メルルが無思慮にウォーカーを撃っていたことにより、デパートの周りにウォーカーが集まり始め一行は閉じ込められてしまう。 最初は下水管からの脱出を考えた一行だったが、下水管を通行することはできず、リックはウォーカーとなって死んでいたウェイン・ダンラップという男の死骸を切り開き、リックとグレンはその内臓を服に塗りつけてウォーカーに擬態し、デパートの外にいるウォーカーの群れをくぐり抜けて移動手段を手に入れた。 一行はリックが乗ってきたトラックで無事に脱出したが、他のメンバーに危害を加えようとしたメルルはデパートの屋上で手錠をかけられており、手錠の鍵が失われたためそのまま置き去りにされた。

命を掛ける価値[]

デパートの屋上に置き去りにされたメルルは一時は精神が錯乱したような状態になっていたものの、正気に戻って近くに落ちていた弓ノコを拾おうとする。 リック、グレン、T-ドッグ、ダリルがデパートに戻り屋上へ着くと、そこにはメルルの姿はすでになく、切断された手だけが残されていた。

弱肉強食[]

リック達は血の跡を追ってメルルが自分の傷口を焼いて窓から脱出した形跡を発見する。 近くの通りにある銃の入ったバッグを取りに行く方法を考えた後、一行はデパートを出た。

介護施設[]

弱肉強食[]

リック、グレン、T-ドッグ、ダリルは屋上に取り残されたメルルを助け、更に銃の入ったバッグを回収するためアトランタ市内に戻って来たが、その際他の生存者が避難している介護施設にたどり着く。 介護施設には数十人の老人がおり、施設のスタッフに見放されて置き去りにされていたが、スタッフは2人だけ残っていた。 ギレルモフェリペという2人のギャングは生存者をギャングのメンバーとして受け入れることで施設の老人達の介護の人手を増やし、施設を入り組んだ構造にして強化していた。 ギャング達は様々な武器で武装し、施設や施設に繋がる倉庫とガレージを監視し、実動する車も持っていた。 生存者の中には女性も数人おり、老人達の世話をしていた。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)[]

シーズン1エピソード5の「救いを求めて」でリック達一行が向かったアトランタの主要な施設。政府の命を受け治療法を開発しようとしていた。 詳細は個別記事を参照。

グレイディ記念病院[]

アトランタ市内にある病院。 シーズン5ではベスがこの病院で暮らしている。 アトランタ警察の生存者が病院の運営のために管理をしており、警官以外の多数の生存者もリーダーであるドーンの管理下にある。


住人[]

  • モラレス - 感染拡大前にアトランタに住んでいた。
  • ミランダ・モラレス - 感染拡大前にアトランタに住んでいた。
  • イライザ・モラレス- 感染拡大前にアトランタに住んでいた。
  • ルイス・モラレス - 感染拡大前にアトランタに住んでいた。
  • エイミー - 感染拡大前はアトランタの大学に通っており、市内の寮に住んでいた。
  • ジム - 自動車整備士
  • グレン - ミシガン州出身だが、大人になってからアトランタへ移住してきた。
  • T-ドッグ - 感染拡大前にアトランタに住んでいた。
  • ジャッキー - 感染拡大前にアトランタの都市計画課に勤めており、市内に住んでいた。
  • イーストマン - 司法精神医学者として勤めていた。
  • その他、名もなき人々


トリビア[]

  • ウォーキング・デッド及びフィアー・ザ・ウォーキング・デッドの出演者の中には実際にアトランタ在住のキャストが数人いる。
    • チャンドラー・リッグス (カール役)
    • スコット・ウィルソン (ハーシェル役)
    • アイアン・シングルトン (T-ドッグ役)
    • ロレンゾ・ジェームズ・ヘンリー (クリス役)
    • ロジャー・ジャクソン (チャック役・声の出演)
  • アトランタはコミックシリーズ、テレビシリーズ、ゲーム、ウェビソードの全てに登場する唯一の場所である。
  • リック、モーガンの自宅、及び通称「バイシクルガール」と呼ばれるウォーカーがいた公園は、いずれもグラント・パークから1/4マイル(約400m)の範囲内にある。実際にリックの自宅は道路を挟んでアトランタ動物園の向かいであり、リックが自宅を出る際にはアトランタ動物園の建物のひとつが画面に映っている。
  • アトランタ市内でのシーンの多くがファイブ・ポイント地区で撮影された。ウッドラフ・パーク、ジョージア州立大学、また周辺の25パークプレイス、エクイタブル・ビルディング、キャンドラー・ビルディングがリックの脱出時に映っている。
Advertisement