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デール・ホーヴァスは本作に登場する主要キャラクター。 感染拡大が始まった頃にアンドレアエイミーの姉妹を助け、その後アトランタのキャンプへたどり着いた。

人物像編集

メンバーの最年長。年長者だけあって落ち着きがあり、生存者の小さなコミュニティであるアトランタのキャンプでは中心的な存在になっており、メンバーも彼の意見には耳を貸す。

キャンプでは見張り役を担っており、彼の持ち物であるキャンピングカーの上に乗ってあたりを見回していることが多い。 彼は年齢なりの深い見識を持っているものの、時折感情的になることもあり、はっきりと意見を言うことを躊躇わず、他のメンバーの失敗を指摘することもある。彼はメンバー内での「道徳的指針」であろうと努めている。

感染拡大直後に助けたアンドレア&エイミー姉妹を家族のように思っており、2人と過ごすことで予想もしなかったような形で人間らしさを取り戻せたと感じている。 デールは公平な立場で自立した人間であり、グループの中での大きな変化を常に警戒している。

バックグラウンド編集

デールはかつてイルマという女性と結婚しており、2人は結婚して間もなく子供を持とうとしたものの結局流産してしまい、その後は子供を作ろうとはしなかった。

その後イルマにガンが見つかり、デールは何人もの医者に彼女を診せるなど手を尽くしたが、イルマはすでに自分の病とその先にある死を受け入れていた。デールは退職した後イルマと共に国中を旅しようと計画しキャンピングカーを購入したが、その計画が実現する前にイルマは亡くなってしまった。イルマの死によって落ち込んだデールはキャンピングカーで一人旅に出ることに決めた。

感染拡大が始まった頃、彼はまずアンドレアとエイミーが立ち往生しているところに遭遇し、3人は行動を共にすることにしたが、その後すぐにシェーンのグループと合流し、アトランタ郊外の採石場にキャンプを作ってそこに留まることになった。

キャンプで過ごす間に彼はアンドレアとエイミーとの絆を深めていき、キャンピングカーは司令塔のような役割で使われるようになった。

シーズン 1編集

悪魔の幕開け編集

デールはエイミーがリックの無線に応答しようとしているところで初登場する。 彼はそもそも無線が機能しないものと思っており、無線から聞こえた声に驚き、そして安心・興奮していた。

生き残るための方法編集

ローリが木の実とキノコを採りに森へ入って行く時、ローリはカールを見ていてもらうようデールに頼んでいる。 デールはキャンピングカーの上で見張りをしており、ローリに「叫び声が聞こえる距離にいてくれ」と言う。 その後、デールは他のキャンプメンバーとキャンピングカーの修理をしており、アトランタへ物資調達に行ったメンバーを案じるエイミーをリラックスさせようとしている。 T-ドッグのアトランタからの無線を受けた際には、彼らの置かれた危険な状況を聞かされている。

命を掛ける価値編集

アトランタへ物資調達に行ったメンバーが無事帰還し、デールは彼らを出迎え、リックに挨拶している。

翌日、デールはグレンが盗んできたスポーツカーから部品を取っていたが、その時キャンプのすぐ側でウォーカーが鹿を食べているのが見つかり、対処に加わる。

リックがアトランタに戻って銃の入ったバッグとメルルを探しに行くと決めた時には、デールはリックにボルトカッターなどの工具を貸してほしいと頼まれ、しぶしぶそれを貸してキャンピングカーの上に登り、見張りの任に就いた。

弱肉強食編集

デールは見張りをしながらアンドレアとエイミーの釣りの様子も見守っていたが、ジムが一心不乱に山腹に穴を掘っているのに気付く。 ジムの様子を見に行ったデールは彼に水を渡そうとしたが、ジムは異様な態度で水を断った為、デールは不安と混乱に陥った。 デールはキャンプに戻って他のメンバーにジムがおかしいと告げ、その後シェーン、ローリ他数人と共に再度ジムの元を訪れた。 ローリはジムの様子がおかしい所為で皆が怖がっていると説明し、シェーンはジムを説得しようとするが、抵抗された為ジムを拘束した。

夜になるとデールはアンドレアがキャンピングカーでエイミーの誕生日プレゼント用の包装紙を探しているのを見つけ、何か探しておこうと言う。 食事の席ではデールは仲間達と楽しみ、毎日必ず決まった時間に巻いている時計について聞かれた時にはウィリアム・フォークナーの「響きと怒り」から一文を引用して答えている。 直後、キャンプはウォーカーに襲われ、デールは生存者達を守るために戦った。

救いを求めて編集

キャンプが襲撃された翌朝、デールは他のメンバーを手伝ってウォーカーの死骸を焼いたり亡くなったメンバーを埋葬したりしていた。

森に入っていった際にシェーンがリックに遠くから銃口を向けているのを見てショックを受ける。 シェーンは「(仲間だとわかるように)蛍光ベストを着るべきだ」と言いリックをウォーカーだと勘違いしたかのように装うが、デールの疑念は拭えなかった。

ジムが咬まれたとわかった時には、デールをはじめキャンプの誰もがジムをどうするべきか決断を迫られる。 話し合いでジムの意思を優先すべきだと決まり、ジムの望み通り道路脇の木の根元に彼を置いて去ることになったが、その際デールはジムの意見を聞くべきだと思っていた、これで答えが出たと言った。 デールと仲間達はジムに別れを告げ、ジムを残してCDCに向かった。

残された希望編集

デールは仲間と共に血液検査を受けた後ジェンナー博士にCDCに迎え入れられ、そこで提供された温水のシャワーやちゃんとしたベッドに喜び、皆で夕食とワインを楽しんだ。 デールはエイミーを亡くした悲しみから脱せないアンドレアを慰めるが、アンドレアは「人生が終わった」と嘆き悲しむ。

一同はジェンナー博士の研究やT-19について、またCDCのインフラの低下について知らされる。 デールがカウントダウンタイマーの数字は何なのかをジェンナー博士に聞くと、ジェンナー博士はその目的を告げてコントロール室をロックした。 ジェンナー博士にドアを開けさせ脱出を試みた際、デールはアンドレアを連れて脱出しようとしたが、彼女はそれを拒否してここに残ると言う。 アンドレアを脱出させる為、アンドレアがここに残るなら自分も残ると告げたデールだったが、アンドレアに「もう構わないで」「出て行って」と言われてしまう。 アンドレアはもうすでに自分の人生に入り込んでいて、もう1人になるのは嫌だというデールの言葉により、アンドレアも脱出を決める。2人がCDCから出た直後、CDCは爆発した。

シーズン 2編集

長い旅路の始まり編集

デールはアンドレアがまた自殺を企てるのではないかと不安に思い、アンドレアの父の銃を返すことを拒むが、この頃から2人の関係はぎこちなくなり始める。 デールはアンドレアの命を救ったつもりで感謝されているものと思っていたが、アンドレアの方は苦痛のない死を望んでいたのに邪魔をされたと感じており、怒ったアンドレアは「CDCを出たのは自分のせいでデールが死ぬのが嫌だっただけだ」とまくし立て、もう構わないで欲しいとデールに告げる。

命の代償編集

他のメンバーがソフィアの捜索に出かけた中、デールとT-ドッグはその場に残って見張りをしていた。 T-ドッグは怪我をして熱が出たせいか、「デールは老人で弱いから仲間はずれ、自分は唯一の黒人だから仲間外れだ」というような被害妄想を口にし、キャンピングカーで2人で出発してしまおうと言い出すが、理性的なデールはその発言をおかしいと感じてT-ドッグに熱があることを確認し、看病しようとする。

最後の銃弾編集

デールはアンドレアの自殺願望を恐れつつも結局銃を返すことを決め、アンドレアが心配で今までいろんな選択をしてきたが、銃を返したことを後悔させないで欲しいと伝える。 許してくれるかと聞くデールに対し、アンドレアは許せるよう努力していると答える。

涙に咲く花編集

デールはシェーンがオーティスの死について再び語った時の表情を見て、シェーンに対して明らかに警戒する様子を見せる。 井戸の中のウォーカーの対処の際には、T-ドッグが汚染された水を飲もうとしているのを止めたことで彼の命を救った。

無限の生命力編集

デールはソフィアの捜索の為、銃の入ったバッグを持ち出して仲間達に銃を配った。 その後、デールとグレンは女性陣の様子がおかしいと話し合う。グレンとマギーの関係について聞かされた際にはデールは「父親であるハーシェルがこのことに気づいたらどうなると思う」と問いかけるが、グレンは「明日死ぬかもしれない」と答える。 ダリルがウォーカーのような姿で農場に戻ってきた際、アンドレアはデールの制止を無視してダリルを撃ち、頭に傷を負わせてしまう。 デールはアンドレアに「みんな一度はダリルを撃ってやりたいと思ったことがあるはずだ」と言って慰める。 その後、女性陣が用意した夕食の席にデールも参加した。

明かされる秘密編集

グレンはデールにローリの妊娠と納屋のウォーカーのことを打ち明ける。 デールはハーシェルに納屋のウォーカーのことを尋ねるが、ハーシェルは納屋にいるのは自分の妻や義理の息子であり彼らは人間だと主張し、助けたいならこのことは黙っていろと答えた。

その後キャンプに戻るとデールはローリに自分の妻の妊娠時の話をし、みんなで支え合っていこう、こんな世界でも赤ん坊は喜びを得られるはずだと話すが、ローリに「生まれてくる子供がこんな世界でいい思い出を作れるのか、デールの年まで長生きできるのか」と問われ、デールは答えることができなかった。

シェーンとの銃の訓練から戻ったアンドレアの様子がおかしいと気づき、デールはシェーンに「メンバーを抜けるには今がいいタイミングだ」と言いグループを離れることを促す。そして以前リックを背後から撃とうとしていた件を持ち出し、シェーンの本性を知っていると話すが、逆にシェーンに脅されてしまう。

死の定義編集

朝食の際デールはグレンにサインを送り、納屋のウォーカーのことを話させる。 納屋ではハーシェルがウォーカーのことを病人だと思っており、彼の妻や義理の息子も納屋にいることをリックに告げる。

キャンピングカーに戻るとアンドレアにシェーンに気をつけるよう話すが、アンドレアはもう心配しないでと言い、シェーンとの監視に出かけてしまう。

アンドレアが出て行った後、デールはグレンに水を取りに行かせている間に銃を集めて密かにキャンプを離れ、沼のほとりに銃を隠そうとしていたが、シェーンに追跡され見つかってしまう。 シェーンに「オーティスのように殺すのか」と聞くとシェーンは「老い先短いのだから時間を無駄にするな」とはぐらかし、銃を返すよう要求した。 デールはシェーンに向けてライフルを構えるが引き金を引くことはできず、この世界はシェーンにお似合いだ、自分はそんな風に落ちぶれたりはしないと語り、やむなく銃を渡す。

ちょうどシェーンが納屋を開けてウォーカーを殲滅している時にデールは農場に戻り、シェーンの恐るべき行動を見て呆然と立ち尽くした。

希望という幻想編集

離れた場所から監視するデールに気づき、シェーンは自分がキャンプの安全を守ったと主張するが、デールは何も言わずただじっとシェーンを見つめていた。

葬儀の後、アンドレアとT-ドッグがオーティスのトラックにウォーカーの死骸を積みながら「シェーンはやるべきことをやった」と言っていると、デールは混乱を招いただけだと反論する。

デールはシェーンがオーティスを犠牲にして逃げたに違いないと信じていること、シェーンが他の誰かを殺すのも時間の問題だとローリに話す。

繰り返されるウソ編集

デールはアンドレアにシェーンが危険な人物であること、シェーンはハーシェルとリックが戻って来なければ自分がリーダーになれると思っているだろうことを伝えるが、アンドレアはそれを信じず立ち去る。

生かすか殺すか編集

ダリルがランダルのグループは危険だと判断した後、リックはランダルを殺すことを決めるが、デールは反論する。 リックは多数決で決めると言い、デールはメンバーの元へ説得に行くが、誰の同意も得ることはできなかった。 話し合いの場でデールは熱心にランダルを殺さないよう嘆願したものの、アンドレアの意見を変えるのみに留まり、デールは「もうグループは崩壊している」と失望する。 デールの説得自体は失敗したが、ランダルの処刑現場にカールが現れたことでリックはランダルを殺すことをやめる。

その後、デールは農場内を巡回している際にウォーカーに襲われる。このウォーカーは沼にはまっていたところをカールに発見された個体で、カールは試し撃ちをしようとしたものの怖くなって逃げ出し、その後を追ったのか沼から出て農場へ移動してきたウォーカーだった。誰にもその件を報告していなかったカールは自責の念に駆られる。 他のメンバーが駆けつけた時にはもうデールは腹部を裂かれて苦しんでいた。 リックはハーシェルに治療を頼むが、家に運び込むまでもたない、もう助からないと告げられる。 苦しむデールを苦痛から開放する為、リックはデールに銃口を向けたものの引き金を引くことはできず、ダリルが代わりにリックの銃を取り「すまない」と言ってデールを撃った。

深い森の中で編集

デールの葬儀が行われ、リックはデールが「このグループは崩壊だ」と言っていたことを受けて「これから皆で団結し、デールの言ったことは間違いだと証明しよう、デールの遺志に従おう」と話す。


トリビア編集

  • シーズン5「不審な男」において、一行がアレクサンドリアへ向かっている最中にキャンピングカーが壊れてしまうシーンがある。グレンはバッテリーを交換して修理を完了させるが、エイブラハムに何故修理方法がわかるのかと聞かれるとグレンは意味ありげな笑みを返した。明言こそされていないが、これはデールがグレンに修理方法を教えたことを示していると思われる。
  • シーズン5の最後の5話の原題("Remember"、"Forget"、"Spend"、"Try"、"Conquer")はデールがアトランタのキャンプで時計の話をした際の文章である、「I give it to you not that you may remember time, but that you may forget it. For a moment, now and then, and not spend all of your breath trying to conquer it.」に由来する。
  • デールは主要キャラクターの中で、人間を殺したことのない7人(デール、ローリ、アンドレア、ハーシェル、ユージーンギャレスディアナ、)のうちの一人である。しかしこの内ディアナとギャレスは、自分で手は下していないものの殺害指示は出している。


登場人物
グライムズ一家 リックローリカールジュディス
キング郡保安局 シェーンランバートレオン
ジョーンズ一家 モーガンジェニーデュエイン
アトランタの生存者 グレンアンドレアT-ドッグモラレスジャッキーメルルデールダリルキャロルソフィアエドエイミージム
ミランダルイスイライザ
アトランタの老人ホーム ギレルモフェリペミゲルジョージアブエラジルベルト
ジェンナー夫妻 エドウィンキャンディス
グリーン農場 ハーシェルマギーベスオーティスパトリシアジミーアネットジョセフィンショーンアーノルドレイシーダンカン
フィラデルフィア生存者グループ デイヴランダルネイトショーントニー
ミショーンのグループ ミショーンアンドレマイクテリー
刑務所の囚人達 アンドリューアクセルオスカートーマスビッグ・タイニー
ウッドベリー 総督マルチネスシュンパートミルトンカレンヘイリースティーブンス女医ローワンペニーリチャードガルジュリオジャネットマクラウド夫人ジェイコブソンオーウェンエリングレッグエリックフォスター夫人アイリーンノアポールジョディグロリアウォーレンクローリーティム
州兵 ウェルズ中尉ウィルソンブレイディショーンフランクリン
刑務所の新メンバー タイリースサシャアレンベンドナザックパトリックケイレブライアンリジーミカフリオボブベッキールークモリーヘンリーノリスデイビッドチャーリークロエリチャーズ
チャンブラー一家 タラリリーメーガンデイビッド
マルチネスのグループ ピートミッチアリシアロス
フォード一家 エイブラハムエレンA.J.ベッカ
刑務所脱出後の新メンバー ゲイブリエルロジータユージーン
クレイマーズ ジョーダンビリーハーレートニーレンルー
終着駅 メアリーギャレスアレックスマーティングレッグテレサアルバートマイク
グレイディ記念病院 ドーンスティーブンノアラムソンシェパードゴーマンジョーンリカーリフランコマギンリーベロタナカアルバラードオドネルジェフリーズギャビンパーシーハンソン
アレクサンドリア共同体 ディアナエイデンスペンサーレジアーロンエリックピートジェシーロンサムイーニッドトビンニコラスヒースデニーススコットマイキーオリビアフランシーンブルースカーターボブナタリーバーバラエリンケントシェリートミーステイシーアンナデイビッドベッツィーマイケルウィルアニースタージェスバーンズホリーリチャーズ
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王国 エゼキエルリチャードジェリーベンジャミンシヴァダニエルダイアンケビンヘンリーアルヴァーロ
オーシャンサイド ナターニャシンディベアトリスキャシーレイチェル
その他の生存者 メキシコ人の一家サムアナクリストファークリストファーの父クラライーストマン
動物 ネリーフレイムバイオレットデュークタバサボタン
ウォーカー サマーハンナウェインキャラウェイダグルイーズエリンニックエディビッグ・トニービルジョーカーラデリー