ドワイト

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ドワイトは、イニシャルから“D”とも呼ばれる救世主グループの上位メンバー。祖父に教わった木彫りを趣味にしている。

バックグラウンド[]

1980年代前半に生まれたドワイトはごく普通の少年としてヴァージニアの小さな町で育ち、亡くなった祖父からは木彫を教わっていた。

地元のベビーシッターだったシェリーに出会うと交際するようになり、その後2人は結婚し、ドワイトはシェリーの妹ティナとも親交を深めた。

ウォーカー災禍が広がるとドワイト達はワシントンD.C.にいたティナと合流し一緒に行動するようになったが、どこかの時点で救世主というグループと出会い、そのメンバーとなって拠点である聖域で生活するようになった。

聖域での生活を始めると、次第に3人は救世主のリーダーであるニーガンの暴力的・ソシオパス的行動、そして圧政を恐ろしく感じるようになった。

更に聖域では、物資を購入するための”ポイント”を稼ぐために働いていた。ドワイトの義妹のティナは糖尿病を患っており、定期的なインシュリンの摂取が必要であったが、インシュリンを購入するだけの”ポイント”が追いつかなくなると、救世主グループのリーダーであるニーガンは、"ポイント”免除の代わりとしてティナとの結婚を要求する。ティナは「考えてみる」と答えて時間を稼ぎ、その間にドワイトはインシュリンを盗み、シェリーとティナを連れて聖域を脱出した。

シーズン 6[]

「聖域」から逃亡中にダリルと遭遇したドワイトたちは、ダリルを追っ手である救世主の一員と勘違いして捕らえる。途中で共闘もしたものの、最終的にはダリルのクロスボウとベスト、そしてバイクを奪って聖域に戻り、逃走の罰として処刑されるところであったが、シェリーがニーガンの妻となることを決めた為、命までは奪われず顔の左側をアイロンで焼かれる結果となった。

2ヶ月以上後、ドワイトは物資調達中のダリルをクロスボウで仕留めようとし、失敗してデニースを射殺してしまう。ユージーンとエイブラハムの機転によりドワイト達は撤退したが、ダリルはこの事件の後デニースの死に強く責任を感じ、仇を取るべくドワイトを探し回るようになる。

ある日ドワイトを捜索するダリルをグレン・ミショーン・ロジータが追跡し、ドワイト達は4人を捕らえることに成功する。その後、4人は別の場所で捕らえられたリック達と共にニーガンの前に並ばされた。

シーズン 7[]

リック達はエイブラハムとグレンをニーガンに惨殺され、ニーガンに殴りかかったダリルは聖域へ連行されることとなった。

ダリルがドワイトの監督のもと独房に入れられると、ドワイトは大音量の音楽を流し続ける・グレンの遺体の写真を見せるなどの拷問をダリルに行い、救世主の兵士として働くことを了承させようとした。

ゴードンが聖域から脱走した際には、彼を見つけると聖域に戻るよう説得しようとしたが、「何が起きようとも聖域に戻るよりマシだ」と言ってそのまま行かせてくれるよう懇願した彼の背中を背後から撃ち、ウォーカーと化した彼は聖域の周囲のフェンスに据えられた。

ダリルがシェリーの手引きで脱走すると、ドワイトはダリルと同じタイミングで消えたシェリーを連れ戻すためバイクで郊外へ向かった。昔シェリーと共に暮らしていた家でドワイトはシェリーからの別れの手紙と結婚指輪を見つけ動揺するが、聖域に戻るとシェリーは殺したと報告し、エメットをシェリーの不倫相手だとでっち上げて責を逃れた。

その後ドワイトは自らアレクサンドリアへ出向き、スパイとしてアレクサンドリアのために協力すると申し出た。デニースを殺されたダリルとタラの怒りは深かったものの、ドワイトは救世主をアレクサンドリアまでの道中で待ち伏せして手薄になった聖域を制圧する計画を提案した。

計画の提案後ドワイトはニーガンのもとに戻ったが、予定外のアレクサンドリアの襲撃が行われたためそれに加わった。しかし王国・ヒルトップの加勢によりニーガンは撤退を余儀なくされた。

シーズン 8[]

その後もドワイトはスパイとしてアレクサンドリアのフェイクの爆発物を救世主の部下に調べせるなどアレクサンドリアが優位に事を運べるよう動いた。ユージーンがアレクサンドリアのスパイではないかと疑われるとドワイトはユージーンを庇ったが、ユージーンはドワイトの裏切りに気づき、自分は救世主側のままでいたいと不干渉の姿勢を見せた。

アレクサンドリアへ侵攻したドワイトはアレクサンドリアの住人達の逃げる時間を稼ぐために動き、ダリル・タラ・ロジータから襲撃を受けるとその混乱に乗じて救世主のメンバーを数人殺害した。しかし裏切りに気づいたローラに腕を撃たれ、彼女を取り逃がしてしまう。

ドワイトは排水管に隠れていたアレクサンドリアの住人たちを救世主の通らないルートを使ってヒルトップまで案内しようとしたが、道中でデニースを殺害されたという怨恨を持つタラに襲われ、その最中に別の救世主グループと遭遇してしまう。ローラの生死は不明でドワイトの裏切りは救世主には伝わっていなかったが、仲間と共に聖域に戻ることになってしまった。

ヒルトップへの襲撃に向かう道中でドワイトはサイモンからニーガンへの不信を匂わされた。直後、リックから襲撃を受けてニーガンが行方不明になると、サイモンと共にニーガンの捜索をやめてニーガンのいない救世主を取り仕切ることにした。

しかしヒルトップへの襲撃後ニーガンが生還し、サイモンが見せしめとして殺害されると、ドワイトはグレゴリーにニーガンの襲撃計画を託して送り出した。実はこの時点でローラが生還してドワイトの裏切りをニーガンに伝えており、グレゴリーに託したものは偽の計画であった。

ドワイトは拘束されたまま襲撃場所へ連行され、リック達の死を見せつけられるところであったが、ユージーンの策により救世主側の銃が全て暴発した。ドワイトは拘束されたままニーガンに襲い掛かったが跳ねのけられ、ニーガンを逃がしてしまったが、リックが戦いの末ニーガンを捕らえた。

戦いの後、ドワイトはダリルによって森の中に連れていかれた。ドワイトは役目が終わり殺されるものだと思い込んでおり、涙ながらにデニースの殺害やダリルへの拷問、その他の自分のしてきたことを謝罪し「報いを受けるべきだ、覚悟はできている」「ニーガンが負けたのを見られてよかった」と語った。しかしダリルはドワイトを殺さず車を与えると「シェリーを探しに行け、もし戻ってきたら殺す」と言って追放した。

その後ドワイトは姉妹作「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」に登場する。

トリビア[]

シーズン7「囚われて」でドワイトが乗っていたバイクはHONDAのShadow VT600CまたはShadow VLX（スティード600の北米仕様）だと思われるが、サウンドはハーレー・ダビッドソンのものに置き換えられている。

登場人物
グライムズ一家	リック・ローリ・カール・ジュディス・ R.J.
キング郡	シェーン・ランバート・レオン・ポーラ
ジョーンズ一家	モーガン・ジェニー・デュエイン
アトランタの生存者キャンプ	グレン・アンドレア・ T-ドッグ・モラレス・ジャッキー・メルル・デール・ダリル・キャロル・ソフィア・エド・エイミー・ジム・ミランダ・ルイス・イライザ
アトランタの老人ホーム	ギレルモ・フェリペ・ミゲル・ジョージ・ジルベルト
ジェンナー夫妻	エドウィン・キャンディス
グリーン農場	ハーシェル・マギー・ベス・オーティス・パトリシア・ジミー・アネット・ジョセフィン・ショーン・アーノルド
ザ・リビング	デイヴ・ランダル・ネイト・ショーン・トニー
ミショーンのグループ	ミショーン・アンドレ・マイク・テリー
刑務所の囚人達	アンドリュー・アクセル・オスカー・トーマス・ビッグ・タイニー
ウッドベリー	総督・ペニー・マルチネス・シュンパート・ミルトン・カレン・ヘイリー・スティーブンス・ローワン・リチャード・ガルジュリオ・ジャネット・マクラウド・ジェイコブソン・オーウェン・エリン・グレッグ・フォスター夫人・アイリーン・ノア・ポール・ジョディ・ウォーレン・クローリー・ティム・リチャーズ・リチャーズ夫人・マイケル・ベティ・エミリー
州兵	ウェルズ中尉・ウィルソン・ブレイディ・ショーン・フランクリン・キャラウェイ・コックス
タイリースのグループ	タイリース・サシャ・アレン・ベン・ドナ
刑務所の新メンバー	ザック・パトリック・ケイレブ・ライアン・リジー・ミカ・フリオ・ボブ・ルーク・モリー・ヘンリー・ノリス・デイビッド・チャーリー・クロエ
チャンブラー一家	タラ・リリー・メーガン・デイビッド
マルチネスのグループ	ピート・ミッチ・アリシア・ハワード
フォード一家	エイブラハム・エレン・ A.J. ・ベッカ
刑務所脱出後の生存者	ロジータ・ユージーン・ゲイブリエル
クレイマーズ	ジョー・ダン・ビリー・ハーレー・トニー・レン・ルー
終着駅	メアリー・ギャレス・アレックス・マーティン・グレッグ・テレサ・アルバート・マイク
グレイディ記念病院	ドーン・スティーブン・ノア・ラムソン・シェパード・ゴーマン・ジョーン・リカーリ・フランコ・マギンリー・ベロ・タナカ・アルバラード・オドネル・ジェフリーズ・ギャビン・パーシー・ハンソン
アレクサンドリア共同体	ディアナ・エイデン・スペンサー・レジ・アーロン・エリック・ピート・ジェシー・ロン・サム・イーニッド・トビン・ニコラス・ヒース・デニース・スコット・マイキー・オリビア・フランシーン・ブルース・カーター・ボブ・ナタリー・バーバラ・エリン・ケント・シェリー・トミー・ステイシー・アンナ・デイビッド・ベッツィー・マイケル・ウィル・アニー・スタージェス・バーンズ・ホリー・リチャーズ・カイル・ノラ・ソコーロ・アレックス・ジェン・ウェイン・ロビンソン夫人・シェリル・ラス・ルーシー・ジェフリー・サマンサ・ボビー・シャーリーン・ディネシュ・ダン・エイドリアン・パーク・マヤ・オハラ・ヴィンセント
ウルブス	オーウェン・エイフィッド
救世主	ニーガン・ドワイト・シェリー・ティナ・ウェイド・キャム・サイモン・ゲイブ・ローマン・マイルズ・ジロー・ニール・プリモ・ポーラ・モリー・シェル・ドニー・ジャレッド・ギャビン・ローラ・カン・アルデン・グレイシー・アンバー・ターニャ・マーク・ジーナ・ポッター・ホセ・ブルック・メル・ジョン・フランキー・ D.J. ・リッチー・レジーナ・ジェッド・ノリス・アラット・ジャスティン・デューク・ランス・ゲイリー・レイリー・アイヴァン・ケイティ・キーノ・デレク・ディーン・ゴメス・ポーリー・デューク・ジア・レオ・ヤゴ・ジョーイ・ガンサー・ルディ・トッド・ディーノ・ハック・ネルソン・マーラ・ゴードン・ロイ・デイビッド・エメット・イザベル・ジョセフ・クリス・ジョージ・ティミー・アリス・マーカス・ジョナ・ブランドン
ヒルトップ	ジーザス・バーティ・ハーラン・フレディ・カル・エドゥアルド・グレゴリー・クリスタル・アンディ・ウェズリー・クレイグ・イーサン・オスカー・マルコ・アール・ハーシェル・ゲイジ・アディ・ロドニー・タミー・キャスパー・マーティン・マイルス・ヒルデ・ケン・ステファニー・ニール・ブリアナ・ペニー・フェリックス・ロイ・トロイ
王国	エゼキエル・リチャード・ジェリー・ベンジャミン・ダニエル・ダイアン・ケビン・ヘンリー・アルヴァロ・ナビラ・ウィリアム・ジェニー・ダナ・カート・コルトン・エズラ・アリーヤ・マリアム・ヨシュア
オーシャンサイド	ナターニャ・シンディ・ビアトリス・キャシー・レイチェル・ジュールズ
清掃人	ジェイディス・タミエル・ブリオン・ファロン・ウィンスロー
ジョージーのグループ	ヒルダ・ミッジ・ジョージー
マグナのグループ	マグナ・ルーク・コニー・ケリー・ユミコ・バーニー
囁く者	リディア・アルファ・アダム・ベータ・ザイオン・ラスムス・ショーン・ヘレン・ガンマ・ダンテ・フランシス・ルーファス・キース
ボルチモア	サイラス・アマンダ・ラマー・フランク・ローズ・マティアス
ハイウェイマン	アレク・オジー・アルフレッド・マーゴ
ジョスリンのグループ	ウィニー・ P.J. ・ジーナ・ライナス・ミッチェル・ジョスリン
ブルーズワース島	バージル・ルーシー・セレステ・ジェレマイア・リサ
The Wardens	イライジャ・コール・マヤ・エインズリー・ガス・ビリー・ジェン・フロスト・テレサ・アガサ・ダンカン
収穫者	モンタニオ・リア・フィッシャー・ワシントン・ブーン・オースティン・カーヴァー・マンシー・ポープ・デーヴァー・アンチェタ・パウエル・ポール・ボッシー・ターナー・ニコルズ・マシュー
メイズ一家	メイズ・メイズの兄・メイズの兄嫁
コモンウェルス	マーサー・クラーク・エヴァンス・ソレンソン・ガルシア・バスケス・ホーンズビー・マックス・シーラ・トミ・エレイン・ジョン・リヴィッツ・ゼル・ケイシー・チャールズ・セバスチャン・マーカス・ケイラ・ウィリアム・パメラ・タイラー・ジョンソン・セレステ・トーマス・キンタナ・サリー・アレクサ・ルイス・カッツ・マーフィー・ローマン・ジャン・キャリー・テオ・トビー・ジェシー・ジェイク・グリーン・クロウ・ハート・ホッジス・ヴィッカーズ・アルヴェス・ダグラス・ベイカー・キャッスル・ハウエル・リム・マクヒュー・ロス・エイプリル・ロマーノ・フィリップス・ヘンダーソン・マルテンス・マルテンス夫人・メイ・キャプテン・アッティラ・ロタール・キャスリーン・レナ・ウィルソン・ジョーンズ・ネルソン・監督官・ロバーツ・マリアン・サンボーン・ローズ・アントン・ブルックス
リバーベンド	アニー・イアン・ハート
その他の生存者	サム・アナ・クララ・ブレーク夫人・クリストファー・イーストマン・セディク・ウィルヘルム・レスリー・マイロ・アメリア・エイデン・ベイリー・プリンセス・ルシール・フランクリン・トム・ジェシー
動物	ネリー・フレイム・バイオレット・ハンター・デューク・ボタン・タバサ・シヴァ・ドッグ
ウォーカー	サマー・ハンナ・ウェイン・ダグ・ルイーズ・エリン・ニック・エディ・トニー・ビル・ジョー・カーラ・デリー